『食事療法で自閉症が完治!!』から学んだ小麦と乳製品抜き療法
ワケあり規格外人間ミックボです。
ブログのタイトルの通り、
わたしは一般的に多くの人が軽々出来る事が上手く出来ない
規格外な人間です。
誰もが出来る様に作られたマニュアルに従うだけの事務仕事で沢山のミスをしてしまったり
集中しなければいけないところで思考があちこちへ飛んでしまい別のことを考えてしまったり。
質問に対して返答違いの答えをしてしまったり。
社会人になってからそれらの症状が顕著に現れ、
どうしてみんなと同じ事が出来ないんだろうと長い間悩んでいました。
答えはある本が教えてくれた
数年前のある日、今までにないほど仕事のことで落ち込んでいました。
わたしは何か答えが欲しいと思うときは本屋か図書館に行きます。(そうすると大体答えを教えてくれる本に出会えたりします)
病院や薬のお世話にならずに自然な方法で
自分の適応障害ぶりを克服出来る方法が必ずあるはずだと
妙な確信を抱きながらもドンヨリ顔でフラフラと本屋を彷徨っていました。
「大人の発達障害の特徴〜」や「ADHDとのつきあい方〜」などの
根本的な解決方法にはならなそうな本をサーッと目で流していると
突然目に入ったのは『食事療法で自閉症が完治!!―母の命がけの取り組みで奇跡が起きた真実の物語』 という本です。
「食事療法でー」のタイトルを見たときにこれだ!!と思いました。
このとき既にインターネットで食べ物の害や小麦のことを調べており、
何となく小麦がよくないとは知ってはいましたが、
直接小麦がADHDやアスペルガーなどに影響がある内容の本には当時まだ出会っていませんでした。
この本は
自閉症を煩って生まれてきたマイルズに母親のキャリンがあらゆる手を尽くし
マイルズを普通の子供となんら変わりない状態に回復させた実話です。
母のキャサリンが色々と調べていくうちに予防接種のワクチンや
小麦製品、乳製品など
欧米で常食され、特に子供にとって必要だと言われてきたものが
マイルズや他の子供たち(大人も)を苦しめる原因となっていたことに気がつきます。
(本の最後あたりにプラスチックの害もあるかもしれない事が書かれていましたがそれに関しては深く触れていません)
とくに現在出回っている遺伝子組換えの小麦に含まれるグルテンに対する抵抗力が低い(グルテン不耐性)と
腸内で上手く消化出来ず、人によってはあらゆるアレルギー反応が起こるようです。
一ヶ月小麦断ちして分かった事
加工食品の原材料表示をみると
小麦は色々な食品に使われている事が分かります。
パン、パスタ、うどんはもちろん、
醤油、揚げ物、アイスクリームのコーン・・・
それまでのわたしの場合は毎日のようにドーナツ、菓子パンを頬張っていました。
仕事が上手く行かなければやけ食いのドーナツ、菓子パン。
毎回食べた後は後悔し、またすぐにドーナツや菓子パンへの欲が出てくるのでした。
そこで、全ての小麦を減らすより
まずはドーナツと菓子パンだけ断つ事にしました。
1ヶ月実施した結果、今まで感じていた下記の症状がキレイになくなっていた事に気づきました。
- 憂鬱な気分になる、イライラする
- 感情的になり家族に喧嘩腰になる
- 狭い空間にいるような閉鎖感
- 目の前に膜や濃い霧があるように感じる(又は水中で体を素早く動かせない感覚)
- 頭で考えた事を言葉で上手く話せない(そもそも考えられない)
- 思考が散漫して集中出来ない、ミスが多くなる
等々・・・
今箇条書きにしてみて、改めて恐ろしいものだと感じました。
一ヶ月のドーナツと菓子パン抜きの生活を送った後、
達成のご褒美に食べたたった一つのチョコレートパンがきっかけで
また以前の生活に戻ってしまいました。
小麦摂取の生活に戻ってから、わたしの場合はすぐには症状が出ませんでしたが、
一週間後、突然目の前に膜が覆い被さってくる感覚に教われました。
麻薬と同じ構造を持つ白砂糖が大量に入ったチョコレートと
これまた中毒性のある小麦のコンビネーションは恐ろしいものです。
ちなみに、この一ヶ月の間
仕事の合間に常飲していたコーヒーも断つ事が出来ました。
小麦を摂らないでいると思考がスッキリするのでカフェインは必要なかったようです。
仕事の成果が上がらない方から鬱の診断を受けた申告な方まで、
小麦製品を断つ事で人生が好転するかもしれません。
(特に抗うつ剤の副作用は恐ろしいと言われているそうですからね)
いつ何が起こってもおかしくない昨今、
健康でいることはもちろん、
貴重な一日一日を晴れやかな気分で過ごしたいものです。
大好きなドーナツ、菓子パンなどを食べてその場限りのストレス発散をするよりも
それらの誘惑を断つことで人生を幸せにに過ごしていけるのではないかと思います。
日本で昔から食べられている玄米、お味噌汁、野菜のおかず、漬け物の
素材を頂く事が一番日本人の体に合っているんでしょうね。