ワケあり規格外人間mikkubo

規格化された現代社会に生まれたワケあり人間mikkubo(ミックボ)の適応障害(自己判断)改善チャレンジとミックボなりの『自分が自分らしく生きるためのライフスタイル』を公開します!!

妊娠中は本来の自分に戻るための再起動が起こる?

妊娠中の私は、自分の中で抑えていた本来の自分が抑えられずに表にでてくることがあるような気がしました。

 

私は妊娠5ヶ月ころから、当時なんとかしがみついて頑張っていた仕事が本格的に辛くなりました。

2020年5月コロナウイルス騒動でテレワークになってからは尚更仕事嫌いが悪化し、周りに人がいないのを良いことに毎日のようにノートパソコンに向かって愚痴を叫んでいました(笑)

そして「この仕事が合わないなら、自分には一体何が出来るんだろう?」と毎日のように考えていました。

 

自分を第三者から見て向き合えた

 

私は社会人になってから長続きせず転々と仕事を変えて今に至っています。服飾デザインの請負、ファッショントレンド分析、銀行の事務、英語での会計事務と、業種はバラバラですが大まかに共通してオフィスで事務の仕事をして来ました。

思い返せば今までいくつかしてきた事務仕事はどれも自分には合わなかったのだと思います。電話対応が大の苦手で要領が悪く、業務時間以内に仕事が終わることがありませんでした。

 

それでもなぜ懲りずにこのような仕事を選んで来たのかというと、きっと私の頭の隅っこで「オフィスでパソコンに向かって事務仕事をすること良い」という不思議な概念があり、自分自身が考える社会の枠に無理矢理当てはめようとしていました。

今の仕事の人間関係や環境はとても良く、仕事が出来る自分に変わりたいという一心で頑張って来ました。しかし、妊婦の脳みそはそうはさせまいと、元々備わっていた本来の自分の感覚を取戻し始めてしまいました。

 

じっくり自分と向き合おうと、ネットで見つけたある自分と向き合うテストに従って自分とは何かを書き出してみました。

内容は、どんな物が好きか嫌いかなどの内容でした。この様なテストは今までに何回も試したことはあるのですが、この時はふと全ての項目が終わった後に第三者になったつもりで回答を見返してみると、このテストに回答した人間は、なりたいと思っていた人物とは正反対のとても優しくて穏やかでゆっくりした人間なんだと、幼いころの自分に再会した様な感じでした。回答を書いたノートの端に、「小さい頃の私」の絵(大した絵ではない)を書いてしばらく眺めていたら涙がでて来ました。想像上でその幼い人を抱きしめて「今まで無視してごめんね」と伝えました。自分と一体になったような感じです。

私がやりたい仕事はもっと人と向き合う仕事で、パソコンと向き合って時間に追われながら量をこなす仕事ではない。時間をかけてでも何かを極めるような仕事。着たい服はスタイリッシュなオフィス服じゃなくて、綿麻素材で気持ちが楽になる服(そしてバシャバシャ洗える服!)だと感じました。

今まで自分探しの本を読みあさったり、スピリチュアルなセラピーを受けたりしましたが、妊娠中の「嫌なことはしたくない」時期だったからこそ効果があったのかもしれません。

その後、見えるところから自分と向き合おうと服の仕分けに始まり、ずっと保有していた「高値で売れるかもしれない」と思っいとっておいた物たちも見返りなしに寄付し始めました。過去に生きた今とは別人の自分が執着していた物を一円でも高く売ろうと思うのも執着なんだと思うようになりました。

この時は、とにかく子供が産まれた後の新しい人生で本来の自分と再スタートしたいと思いが強くて、古い物を家に置いておきたくなかったのです。

 

私は妊娠出産を機に、現在の仕事を辞めてしばらく専業主婦としてフルタイムで育児をして行く予定です。私の収入だと働きながら子供を保育所に預けても、延長保育などした時を考えると結局収支がほぼトントンなので、主人も私の専業主婦の選択を理解してくれています。

 

二人目を妊娠したら

 

その時の状況によってはなかなか難しいかもしれませんが、第二子の妊娠が分かったらストレスのかかる仕事はすぐに辞めようと思いました。第一子の出産で私は助産院で完全な自然分娩を希望していましたが、妊娠中にかかっていた鍼灸師によると産休までストレスフルで仕事をしていた私は頭部に緊張が行き過ぎて妊娠中の体がなかなか出産体勢に行きづらくなっていたそうです。(産休までバリバリ働いている人は氣が上に昇りやすく(氣が子宮に降りて来ていない)、難産になりやすいのだそうです。)

 

結論は・・・

 

未だに何が自分にとって適切な仕事なのか分からないままですが、やりたくないことが明確になったことは大きいと思います。そしてそれを避けること!

この年になるまでずっと自分は社会に適合しないと、頑張らないとと、と生きて来ましたが、第一子が「もうやめとけ・・・」と教えてくれたような気がします。

 

とにかく、妊娠していてもしていなくても、男女、年齢に関わらず一番良いのは好きな仕事で充分な収入をえられることが一番良いことなんでしょうね。